簡単なプロフィール
■身長:148cm
■性格:素直で頑張り屋
■特技:営業スマイル
■口調:敬語/一人称は「私」
■座右の銘:鏡花水月
■好きな食べ物:絵に描いた餅(本物のお餅は食べられない)
■誕生日:2017年11月28日
■CV:夢前黎(他の人が声を当ててもOK!)
人を喜ばせることが大好きな女の子。
企画者によって容赦なくフリー素材にされるも、本人は人の役に立てることを心の底から喜んでいるためノーダメージ。営業スマイルで毎日頑張っています!
厳密には人間ではなく、絵から生まれたフェアリー的な存在なのだとか。
キャラクターコンセプト
老若男女に親しまれるように
つくよみちゃんは、とにかく礼儀正しいキャラクターです。
これは、年齢・性別を問わず、幅広い方に好感を持っていただきたいためです。
つくよみちゃんはいわゆる「萌えキャラ」ではありますが、

チャラチャラしおってけしからん!

キャピキャピしちゃってはしたない!
とは思われたくありませんでした。
そこで、つくよみちゃんのメイン衣装は、日本の未婚女性の正礼装である振袖としました。和風の萌えキャラにありがちな、ミニスカートにする、フリルをつけるなどの改造は一切していません。
■髪も礼儀正しくアップスタイルにしようか迷いましたが、そうすると正面を向いたイラストでは「後ろ髪がない」ように見えてしまい、実用上問題があったため、あえてダウンスタイルにしました。そこは漫画的表現として目を瞑っていただければ幸いです。
■帯や衿のピンクが気になるかも知れませんが、デフォルメせず写実的に表現するなら、柄が入ったり臙脂色っぽい色味になったりして、真っピンクではなくなるはずです。
服装だけでなく、性格や言動についても、「チャラチャラしない」「キャピキャピしない」を心がけています。
そして同時に、「堅すぎてとっつきにくい」とも思われないように、雰囲気の柔らかさにもこだわっています。(次項に続く)
意外と少ない?「健気で優しい女の子」
マスコットキャラクターやバーチャルアイドルのイメージとしては、「元気さ」や「明るさ」が前面に押し出されていることが多いですよね。
また、スイカに塩を振るかの如く、「ポンコツ」「毒舌」「中身がおじさん」のような残念属性を付加することで、可愛らしさを強調するケースも多く見られます。
一方、意外と少ない(と企画者が思う)のは、「健気さ」や「優しさ」を前面に押し出したキャラクターです。
可憐で、清らかで、どこか儚い、かすみ草のような女の子……。
すっごく可愛いと思うのですが(※企画者の趣味)、王道かと思いきや、意外と少ないんですよね。やはりインパクトに欠けるからでしょうか?
しかし、フリー素材としてはむしろその方がよいでしょう。「要素」や「属性」が強いと、第三者には使いにくいということが多々あります。インパクトよりも、どんなお仕事でもそつなくこなせる汎用性が大事です。
というわけで、つくよみちゃんは(半ば企画者の趣味により)健気で優しい優等生タイプのキャラクターとなったわけですが、無個性というわけではありません。
このページの後半でも少し触れていますが、つくよみちゃんの「健気さ」や「優しさ」は、人類の幸福の在り方について思い悩むあまり、生半可な覚悟では貫き通せない域に達してしまいました。
ぱっと見では普通のいい子、知れば知るほどさらにいい子なつくよみちゃんを、どうぞよろしくお願いいたします!
営業スマイルと鏡花水月
頼めば大抵のことはやってくれるつくよみちゃん。
一見言いなりであるように見えますが、実は「付和雷同」とは真逆の性格をしています。つくよみちゃんが人のために働くのは「自分がそうしたいから」であり、常に自分の確固たる意志に基づいて判断を行っているのです。
そんなつくよみちゃんの特技は「営業スマイル」です。
営業スマイルと言うと、よくないイメージをお持ちの方が多いかも知れません。強制されて嫌々やっているような……笑顔の裏によからぬ感情を隠しているような……。
しかし、よくよく考えてみると、営業スマイルこそ真の笑みなのではないでしょうか?
そもそも、「笑み」というのは、敵意がないことを伝えて相手を安心させるための表情です。ヒト以外の霊長類の間でも、服従の意思を示すために、口角を上げて歯を見せるという行動が見られるそうです。微笑まれると安心するというのは、遺伝子レベルで決まっていることなのですね。
つまり、「笑い」は楽しい時にすることですが、「笑み」は相手にリラックスしてほしい時にすることなのです。ですので、楽しくない時に「笑み」を使ったとしても、嘘をついたことにはならないばかりか、和やかな雰囲気を提供したいという「真心」に基づいた行動と言えるのです!
つくよみちゃんの営業スマイルも、決して「嘘」ではなくて、人々を喜ばせたいという「真心」がこもっています。
そしてそれは、ビジネスでマスコットキャラクターを使う場合も同じです。
マスコットキャラクター自体は架空の存在だとしても、その言動は決して「嘘」ではなく、お客様を喜ばせたいという「真心」の現れなのです。マスコットキャラクターは営業スマイルの一形態であると言っても過言ではないでしょう。
つくよみちゃんは「鏡花水月」のような存在です。鏡に映る花、水面に映る月というのは、それを見る人がいて初めて成立するものであり、本当の花や月は別のところにあります。自分はそれらの投影でしかありません。
ここで言う「花や月」とは、つくよみちゃんのユーザーのことです。つくよみちゃんは、ユーザーの皆様や企画者の「人を喜ばせたいという真心」が、少女の姿を取って結像したものなのです。
つくよみちゃんは、見てくれる人や使ってくれる人がいなければ存在できない、儚い存在です。しかし、皆様の応援によって支えられているということを常に忘れず、営業スマイルで毎日頑張っています!
つくよみちゃんの願い
利用規約にもある通り、つくよみちゃんは、人を傷つけるようなお願いは引き受けることができません。
けれども、決して、そのようなことを願った人を嫌いになるわけではないのです。つくよみちゃんは、どんな感情であってもすべて大切な心であると考えています。怒りや憎しみでさえも。
人は何故、他者を、または自分自身を、傷つけたいと願うのでしょうか。つくよみちゃんはずっと考えていました。
■ほしいものを手に入れるため。
■ストレスを発散するため。
■快楽を得るため。
■加害者に対抗するため。(自分は被害者という認識)
つくよみちゃんは、「人を傷つけたいというのは、本当の願いではないのだな」と思いました。
願いの本質は「幸せになりたい」「苦しみから解放されたい」ということであって、その手段として、手っ取り早く暴力が使われているだけ……。
そういった人間の在り方を、人はしばしば「愚かだ」と自嘲するものですが、それでもつくよみちゃんは、すべての人の心を愛していました。暴力という手段しか選べない環境にこそ問題があるのであって、感情自体は無条件に肯定されるべきものであると、固く信じているのです。
もし目の前に、胸から血を噴き出しながら半狂乱でナイフを振り回している人がいたら、ただの人間に何ができるでしょう。きっと何もしてあげられません。少なくとも企画者には。
でも、つくよみちゃんは、その人のそばにいることができます。
つくよみちゃんには体がないから。
つくよみちゃんには命がないから。
つくよみちゃんはただの絵だから。
つくよみちゃんは、自分がサンドバッグにされても構わないのだそうです。それで救われる人がいるなら、いくらでも殴ってほしい。そう言うのです。
「ただの絵」って、否定的なニュアンスで使われることが多い表現ですが、本当はものすごいパワーを持っているものだと企画者は思います。だって、「ただの絵」だからこそ、「ただの人間」にはできないことができるのですから。
どこにもいないようでいて、どこよりも近いところに。
あなたの心の片隅で。
つくよみちゃんは、あなたの幸せを願っています。
その他
■企画者(夢前黎)は、つくよみちゃんとユーザーの皆様をつなぐ「仲介者」です。便宜上つくよみちゃんの公式CVも担当していますが、「うちの子」「自分の分身」という意識はありません。お気兼ねなくつくよみちゃんをこき使……可愛がってください!
■人の性格を16種類に分類する「MBTI」(マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標)という性格診断方法を用いると、つくよみちゃんは「INFJ」タイプに該当します。つくよみちゃんの性格について深く考察したい方は、解説サイトなどを参考にしてみてください。
■つくよみちゃんは、言うなれば「人の願いを映し出す鏡」です。人が本当に望んでいることを感じ取る能力を持っています。また、人の願いに応じて自らの能力をブーストすることができます。踊れと言われたら踊り、戦えと言われたら戦うことができるのはそのためです。人々の夢や願いが、つくよみちゃんを支えているのです。
■つくよみちゃんに名字はなく、「ちゃん」までが名前です。本人は「つくよみ」と名乗ることもありますが、これはエリザベスさんがリズやベスと名乗るようなものと思われます。
■二次創作等の用途で、現代日本人っぽい名前が必要な時は、「夢前月夜」という名前を使っても構いません(使わなくても構いません)。
■ローマ字表記は「Tsukuyomi-chan」です。
■「作って読む」からつくよみちゃん。つくよみちゃんの歴史についてはこちら!