下の目次から、あなたの知りたいことを選んでジャンプしてください。
- 権利関係について
- 二次創作やアバターとしての利用について
- 禁止事項について
- 何故「批判」が一律禁止なのですか?
- 「いかなる目的であっても、前述の活動をしている個人・法人・団体等と同じ名義ではご利用いただけません」としているのは何故ですか?
- 支持政党や信仰を表明している名義では使えないのですか?
- 法律を守るように呼びかけることは禁止事項の政治的活動に該当しますか?
- 布教目的ではなく、地域振興目的でなら、宗教団体で使ってもいいですか?
- 自分(あなた自身)への攻撃が禁止されているのは何故ですか?
- 二次創作だと明記してあっても、つくよみちゃんのセリフにヘイトスピーチが含まれないように配慮しなければならないのは何故ですか?
- 何でこんなに説明が細かいのですか?
- 政治活動・布教活動・アンチ活動等を行っている名義ではご利用いただけないことに関するトラブルシューティング
- お問い合わせはこちら!
権利関係について
サービス終了やお家騒動でつくよみちゃんが使えなくなる心配はありませんか?
つくよみちゃんは、企画も、キャラクターデザインも、声も、すべて夢前黎が担当しているため、お家騒動が発生するリスクは限りなく低いです。これはつくよみちゃんプロジェクトの大きな強みでもあります。
つくよみちゃんプロジェクトの運営は、企画者が急死する等のやむを得ない理由により、予告なく終了する可能性があります。しかし、その場合でもつくよみちゃんを使い続けることができることは、利用規約に明記されています。
IPコンテンツが大人の事情で「死んでしまう」というのはしばしばある話ですが、ファンやユーザーからすると、それはとても悲しいことですよね……。
つくよみちゃんのユーザーの皆様には、そんな思いはさせません。「企画者が死んでもつくよみちゃんは死なせない」という意気込みで運営しています!
「キャラクターそのものに著作権はない」と聞いたのですが、つくよみちゃんにも著作権はないということですか?
キャラクターそのものは著作物ではなく「概念」ですので、確かに考えただけでは著作権は発生しませんが、キャラクターを「創作的に表現」(著作権法第2条第1項第1号)した作品は著作物であるという点に注意が必要です。
例えば、ある人がオリジナルキャラクターを考えたとします。思いついた時点で「概念」としてのキャラクターはその人の頭の中に存在していますが、それはまだ「創作的に表現」されていないため、著作物ではありません。
しかし、「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」(著作権法第2条第1項第1号)として「創作的に表現」された瞬間、そのキャラクターは著作物となります。
つくよみちゃんはすでに、「イラスト」「文章」「アプリ」「動画」「漫画」「3Dモデル」「音声」「音楽」といった企画者(夢前黎)の著作物に登場するキャラクターとして「創作的に表現」されているため、ただの概念ではなく著作物として成立しています。
よって、企画者はつくよみちゃんの原作者として著作権を有しています。だからこそ、不特定多数の方につくよみちゃんを使っていただけるように、「つくよみちゃんキャラクターライセンス」を制定しているのです!
商標権はどうなっていますか?
「つくよみちゃん」の商標権(第9類、第41類、第42類)は、企画者が持っています。これは、ユーザーの皆様に安心してつくよみちゃんをご利用いただけるようにするためです。
他の事業者に商標登録されて、企画者やユーザー様が商標使用料を請求されるような事態になったら大変ですからね……!
つくよみちゃんをつくよみちゃんキャラクターライセンスに則ってご利用いただき、非公式な二次創作や製品・グッズ等であることを明確にしていただければ、つくよみちゃん関連コンテンツの名称に「つくよみちゃん」を冠していただくことができます。
現実的に考えて、すべての区分・商品・役務について商標登録することはできませんが、次のような商品・役務は押さえてあります。(下記は一例です)
「つくよみちゃん」という名称の画像ファイルをネット配信する権利も、「つくよみちゃん」という名称のソフトウェアを公開する権利も、「つくよみちゃん」の名義で娯楽を提供する権利も、企画者が押さえています。
第三者が他の分野で「つくよみちゃん」を商標登録したとしても、そこにキャラクターのビジュアルを付与することは難しいでしょう。(ネット上に一切画像を載せないようにするなら可能かも知れませんが……)
また、つくよみちゃんには著作権による保護もあり、利用規約で次のように定められています。
■あなたが「つくよみちゃん」またはそれに類似する商標の権利(商標権)を有している場合は、他者が当該商標を用いてつくよみちゃん関連コンテンツを公開することを無条件に許可(手続き不要、商標使用料不要)する場合に限り、つくよみちゃんを使うことができます。
第三者が「つくよみちゃん」の商標権を取得しても、企画者の著作物であるつくよみちゃんを独占的に使用することはできないようになっています。
「© Rei Yumesaki」と「© つくよみちゃんプロジェクト」の違いは何ですか?
コピーライト表記には、通常は「© Rei Yumesaki」を使用しています。「Rei Yumesaki の著作物のつくよみちゃん」まで絞れば、そうそう他の方の著作物とは被らないと考えられるためです。
しかし、デザイン上の都合等により、少ない文字数で「つくよみちゃんの名前の表示」と「著作権表示」を済ませなければならない場合は、「© つくよみちゃんプロジェクト」を使用することもございます。
つくよみちゃんプロジェクトは、少なくとも今のところは夢前黎(Rei Yumesaki)が1人で運営していますので、通常は両者は同じものを指します……が、例外もあります。
それは、外部のクリエイター様との合作である場合です。
クレジット表記のためのスペースが十分である場合は、夢前黎と外部の方のお名前を併記できますが、そうでない場合で、且つ夢前黎が代表者である場合は、「© つくよみちゃんプロジェクト」にまとめさせていただくことがございます。
ユーザーの皆様がクレジットを行われる際には、各素材・作品の利用規約や、「クレジット表記について」のページに書いてある指示に従ってください。基本的には「© Rei Yumesaki」の表記をご利用いただくようお願いしております。
ユーザーが配布しているつくよみちゃんの素材やツールに、つくよみちゃんキャラクターライセンスと矛盾する利用規約が設定されている場合、あるいは何の利用規約も設定されていない場合、どうしたらいいですか?
企画者が個別に特別な許可を与えている場合を除き、つくよみちゃんキャラクターライセンスが優先されます。つくよみちゃんキャラクターライセンスで許可されている範囲内でご利用ください。
利用規約が記載されていない場合は、おそらく単なる記載忘れであると思われますが、もちろん勝手にパブリックドメインにして公開することは認めておりません。
素材やツールの配布者が正しい説明を行わなかったことにより、あなたがつくよみちゃんキャラクターライセンスに違反する形でつくよみちゃん関連コンテンツを使ってしまったとしても、それはあなたの責任ではありません。しかし、気づき次第、つくよみちゃんキャラクターライセンスに従っていただきますようお願い申し上げます。
二次創作やアバターとしての利用について
利用規約さえ守っていれば、本当に何をやってもいいのですか?
はい。
あ、もちろん、法律等は別途守ってください!
扱いが悪くても怒りませんか?
利用規約さえ守っていただければ大丈夫です!
企画者は「すべての価値観に対する許し」を人生のテーマとしているほどですので、「個人的に気に入らないから」という理由であなたの作品を否定することは絶対にございません。
どのような形でも、つくよみちゃんをお役立ていただけたら嬉しいです!
つくよみちゃんの言動はキャラ設定に忠実でなければいけませんか?
つくよみちゃんキャラクターライセンスの大原則として、次のルールがございます。
つくよみちゃんを使う際には、つくよみちゃんはあなたのオリジナルキャラクターではなく「フリー素材キャラクター」であり、あなたのもとでのつくよみちゃんの言動は公式のものではないということが、第三者に正しく伝わるようにしなければなりません。
※「①説明とクレジットを記載する」の指示に従えばOKです。
逆から言うと、第三者に上記のことが正しく伝わるように説明がされているのであれば、いかなるキャラ崩壊も許されます。
と言うより、そもそもキャラ崩壊を起こす方が難しいと思われます。
何故なら、
これらすべてが公式設定だからです。
つくよみちゃんらしくない行動を取らされているとすれば、それこそ公式設定の通りに、自らをフリー素材として明け渡し、ユーザー様の願いを叶えているということに他なりません。
つくよみちゃんも、あなたのお役に立てるなら本望でしょう。
どうぞお気兼ねなくご利用ください!
つくよみちゃんのイメージが悪くなりそうな二次創作を見つけました。どうしたらいいですか?
規約違反以外なら、どのような表現をされたとしても、しっかりと「これは二次創作であり、公式のつくよみちゃんとは関係がありません」という説明がされている限り問題はないと考えています。
しかし、「二次創作であること」「公式ではないこと」が分かりにくい状態で公開されている場合は、つくよみちゃんプロジェクトにとって不利益な誤解や風評が発生する恐れがあるため、こちらの匿名フォームからこっそり教えていただけると助かります。(どのように対処するかはこちらで判断いたします)
単に「あなたの好みに合わない」ということであれば、次のようにお考えいただければ幸いです!
これは全部「ドラマ」のようなもの……。つくよみちゃんはユーザーの指示でこういう演技をしているだけなんだ……。
きっと操られているのね……。魔法とか薬とか洗脳とか、フェアリー的な存在ならではの性質を利用されてしまったとかそんな感じで……。
「意識はあるが体を乗っ取られている」に一票……。企画者によって体をフリー素材として貸し出されてしまっているからね……。好き勝手に使われる運命なんだ……。
あーあ、あんなことに使われちゃって……。でも大丈夫だよね、つくよみちゃんなら……。いざとなったら心身をリセットしてでもユーザーに尽くしてくれるはずよ……。それがフリー素材キャラクターとしての務め……。
よし、全部公式設定通りだな!
つくよみちゃんに悪口や暴言を吐かせたら規約違反ですか?
そうとは限りません。次の4つの条件を満たしていれば、二次創作の中でどれだけ攻撃的な言動を取らせても大丈夫です。
例えば、次のような表現は、「実在する人物・団体・商品等に対する批判や攻撃」ではありませんから、禁止事項には該当しません。
▼【例1】子供を虐待している母親の役として使う
もうやだ……私も普通のお母さんみたいに幸せになりたかったのに……。なんで私だけ! なんでこんな目に! あんたが全部ぶち壊したんだ!
死ね! 死ね! 今すぐ私の前から消えろッ! 私の人生を返してええぇぇっ!
つくよみちゃんプロジェクトは、表現の自由を尊重しています。
また、暴力、虐待、差別、いじめ、自殺など、残酷な問題を取り扱うフィクション作品には、現実のそれらの問題について考えるきっかけを与える力があります。
加害者役でも被害者役でも、つくよみちゃんは喜んでその身を差し出します。是非ご一緒に、創作の力で癒しや気づきを提供していきましょう!
公式設定があるせいで、オリジナル設定の二次創作が評価されにくくなりませんか?
公式設定がなかったとしても、「人気のあるキャラ解釈に人が集まり、それ以外のキャラ解釈の人気が出にくくなる」という現象は発生します。
どうせそうなるなら、二次創作設定がちやほやされる枠に収まるよりは、公式設定が最大手である方がフェアだし安心して推せると企画者は思います。
つくよみちゃんプロジェクトには「人格を持ったキャラクターをフリー素材として提供する」という試みがあり、確かに一般的なフリー素材の枠には当てはまりません。
ですから単なる「フリー素材」ではなく、「フリー素材キャラクター」(character:人格)なのです。
新しい概念なので、戸惑われることもあるかとは存じますが、長期的に見れば、公式設定の濃さが二次創作を阻害するとは考えておりません。アニメや漫画のキャラクターは当然公式設定が濃いですが、二次創作ネタは自然と生まれ、多くの方に愛されています。
つくよみちゃんプロジェクトでは、「公式設定がしっかりある上で二次創作設定を楽しむ」という、アニメや漫画の二次創作に近い楽しみ方を提供することを目指しております。
公式設定がない方が使いやすいと思われる方は、他の方が配布・販売されている、人格が設定されていない立ち絵素材をご利用いただければ幸いです。
つくよみちゃんのイラストを他のキャラクターの立ち絵として使ってもいいですか?
利用規約さえ守っていただければ大丈夫です!
誤解が生じないよう、クレジットはしっかりお願いいたします。
例えば、つくよみちゃんのイラストを、つくよみちゃんとしてではなく「A子さん」として使用するような場合、ご覧になった方が次のことを正しく認識できるようにクレジットしていただく必要があります。
※本人が無記名を希望・容認している場合を除く。
ご覧になった方が、別のところでつくよみちゃんを見た時に、つくよみちゃんのことを「A子さんのパクリ」だと勘違いしてしまうのが最悪のパターンです。
また、後から「A子さんの立ち絵の正体はつくよみちゃんだった」ということを知ると、A子さんのファンがショックを受けてしまう可能性があります。これはとても痛ましいことです。(→詳細)
初めから「A子さんの立ち絵としてつくよみちゃんの姿を借りている」ということが分かっていれば、見ている人も、あなたも、つくよみちゃんも、誰も困りません。
ちょっとの手間でトラブルを防ぐことができます。安心して素材をご利用いただくためにも、ご協力をお願いいたします!
禁止事項について
何故「批判」が一律禁止なのですか?
「5つの使用条件」のうちの1つである「③批判や攻撃のために使用しない」では、つくよみちゃんを使って批判やアンチ活動を行うことを禁止しています。
あなたの主張が正当であるかどうかにかかわらず、批判や攻撃を目的とした活動にはご利用いただけません。
この規定は、「②中立の立場を維持させる」と深い関わりがあります。
つくよみちゃんは不特定多数の人のために働く「フリー素材キャラクター」であり、常に「みんなで使える」存在でなければなりません。
例えば、Aさんを批判する活動につくよみちゃんが使われてしまうと、AさんとAさんの仲間はつくよみちゃんを使いにくくなってしまいます。さらには、「つくよみちゃんはアンチ活動に使われている」というイメージが広まると、Aさんと関係のない人々もつくよみちゃんを使いにくくなってしまいます。すでにつくよみちゃんを使ってくださっている方々にも不利益が発生してしまうかも知れません。
このような風評被害を最小限に抑えるため、あらかじめ利用規約で批判を一律禁止としています。万が一批判に使われても、「あの人が規約違反をしているだけなんです」と釈明できるようにしているのです。これは、つくよみちゃんだけでなく、ユーザーの皆様をお守りするためにも必要なことであると考えています。
「いかなる目的であっても、前述の活動をしている個人・法人・団体等と同じ名義ではご利用いただけません」としているのは何故ですか?
「5つの使用条件」のうちの2つである「②中立の立場を維持させる」と「③批判や攻撃のために使用しない」では、次のように定められています。
■特定の政治的立場、宗教、思想への賛同または反対を呼びかける活動(権利運動、署名運動、示威運動を含む)にはご利用いただけません。また、いかなる目的であっても、前述の活動をしている個人・法人・団体等と同じ名義ではご利用いただけません。前述の活動とは無関係な活動において、別名義(同一人物と公言していないものに限る)で使用することは可能です。
■あなたの主張が正当であるかどうかにかかわらず、批判や攻撃を目的とした活動にはご利用いただけません。また、いかなる目的であっても、前述の活動をしている個人・法人・団体等と同じ名義ではご利用いただけません。前述の活動とは無関係な活動において、別名義(同一人物と公言していないものに限る)で使用することは可能です。
「活動」とは「活発に動くこと」(デジタル大辞泉より)であり、たまに個人的な意見を表明する程度では「活動」には該当しません。
数値的な定義を示すことはできませんが、「私は○○教の布教活動をしています!」「私は××の反対運動をしています!」等と言い切れるのであれば「活動家」であり、そうでもないなと思うのであれば「活動家ではない」のではないでしょうか。
「活動」をしている個人・法人・団体等が、同じ名義(アカウント)で普段の活動とは異なることをしても、第三者からはそれも普段の活動の一環のように見えてしまう可能性があります。
いつもは「○○教の布教活動」と「××の反対運動」をしてるけど、今日は趣味で動画を作ってみたわ!
この動画に出てくる勇者って、○○教の教祖をモデルにしているのかな? 打ち倒すべき悪として描かれている魔王は××のメタファーかな?
動画が評判になってフォロワーが増えたわ! さてと、今日はいつも通り「○○教の布教活動」と「××の反対運動」をしましょう。
結果的に動画が「○○教の布教活動」と「××の反対運動」の宣伝として機能しちゃってる……。
このようなことが起こり得るため、「いかなる目的であっても、前述の活動をしている個人・法人・団体等と同じ名義ではご利用いただけません」としています。活動家としての名義と、つくよみちゃんの二次創作を行う名義は、分けていただきますようお願い申し上げます。
支持政党や信仰を表明している名義では使えないのですか?
支持政党や信仰を表明していても、「特定の政治的立場、宗教、思想への賛同または反対を呼びかける活動(権利運動、署名運動、示威運動を含む)」をしていなければご利用いただけます。
自分の政治的・宗教的・思想的な立場や信条を表明するだけでは、「賛同または反対を呼びかける活動」をしているとはみなされません。呼びかけること、つまり勧誘や支持者の募集を行っていなければ、気にする必要はありません。
また、前述の活動をしている方であっても、前述の活動とは無関係な活動において、別名義(同一人物と公言していないものに限る)で使用することは可能です。たとえ首相や教祖であってもです。
つくよみちゃんキャラクターライセンスは「つくよみちゃんをみんなで使えるようにする」ための利用規約です。そのため、政治的・宗教的な活動をされている方でも、名義を分ければご利用いただけることを明記しています。
法律を守るように呼びかけることは禁止事項の政治的活動に該当しますか?
「法律を守りましょう」
「交通ルールを守りましょう」
「○○は犯罪なので注意しましょう」
といった、すでに法律で定められていることについての啓発にご利用いただくことは政治活動には該当せず、問題ないと考えております。
法律を変えようとする活動は政治活動ですが、法に則って法改正をした後にその新法を周知することは政治活動ではないという認識です。(「政治」という観点からは、すでに決着がついていることですので)
「法律を守るべきである」という考え方自体、一種の「思想」ではございますが、つくよみちゃんプロジェクトは法令を遵守する方針で運営されていますので矛盾ではありません。
なお、イスラム教国等の、政治と宗教が分離していない国においては、法律の中に宗教的なルールが含まれていることが多々あるかと存じますが、法律でそのように決まっている以上は、それを周知し、国民に向けて遵法を呼びかけること自体は、禁止事項には該当しないと考えております。
ただし、特定の政治的立場・宗教・思想への賛同または反対を呼びかける活動や、批判や攻撃を目的とした活動を行っている名義ではご利用いただけないことに変わりはありません。
布教目的ではなく、地域振興目的でなら、宗教団体で使ってもいいですか?
「5つの使用条件」のうちの1つである「②中立の立場を維持させる」では、次のように定められています。
■特定の政治的立場、宗教、思想への賛同または反対を呼びかける活動(権利運動、署名運動、示威運動を含む)にはご利用いただけません。また、いかなる目的であっても、前述の活動をしている個人・法人・団体等と同じ名義ではご利用いただけません。前述の活動とは無関係な活動において、別名義(同一人物と公言していないものに限る)で使用することは可能です。
宗教法人法第二条では、「宗教団体」とは「宗教の教義をひろめ、儀式行事を行い、及び信者を教化育成することを主たる目的とする」ものであると定義されているため、恐れ入りますが宗教団体の名義ではご利用いただけません。宗教団体が運営する施設(学校・病院等)でもご利用いただけません。日本国外で活動している宗教団体についても同様の扱いといたします。
地域の行事や地域おこしにつくよみちゃんをご利用いただきたい場合は、「特定の政治的立場、宗教、思想への賛同または反対を呼びかける活動(権利運動、署名運動、示威運動を含む)」をしていない地域団体(自治体・町内会等)や協賛者・出店者・出展者の名義でご利用いただければ幸いです。
自分(あなた自身)への攻撃が禁止されているのは何故ですか?
「5つの使用条件」のうちの1つである「③批判や攻撃のために使用しない」では、「自他を傷つけるあらゆる行為」が禁止されています。
■「攻撃」とは、自他を傷つけるあらゆる行為(犯罪、戦争、暴行、自傷・自殺、薬物乱用、アンチ活動、誹謗中傷、侮辱、揶揄、詐欺、過度に射幸心を煽ること、クラッキング、その他あらゆる身体的・精神的・社会的加害)を、実行または扇動することを指します。
「自他」ということは、つまり、あなた自身への攻撃も禁止されているということです。
例えば、「自分は○○だから死んだ方がいい」等の自虐的な発言は、○○な人全員への侮辱になり得ます。自傷行為の配信は、自傷行為の扇動になり得ます。自傷と他傷は表裏一体です。
そのような行為につくよみちゃんの姿や声を利用することはできません。何より、つくよみちゃんは、あなたがそのように傷つき続けることを望んでいないのです。
いや、確かにちょっとセンシティブな表現が含まれるけど、これは「自他を傷つける」ものではなく、「芸術表現」の一つなんだよ! 規制しないでくれよ!
そのお気持ちは分かります。企画者もクリエイターの端くれですからね!
つくよみちゃんプロジェクトは表現の自由を尊重しているため、ゾーニング(注意書き等も含む)さえしていただければ、センシティブな表現が含まれるコンテンツにつくよみちゃんを使っていただくことも可能としています。
あなたの作品が「自他を傷つけるあらゆる行為を実行または扇動するもの」でないのであれば、そちらを適用していただければ幸いです。
例えば……。
Aさんは「能力の低い人間は死ぬべきだ」という思想を持っていました。だからこそ、自分の能力が低い(と自分では思っている)ことがつらくて、「俺なんか死ねばいいのに」が口癖でした。
Aさんは自虐的な気持ちをエッセイにしたため、つくよみちゃんに朗読させました。
これが「自他を傷つけるあらゆる行為を実行または扇動するもの」でないかは、内容次第です。「能力の低い人間は死ぬべきだ」という思想を持っていても、「そう思ってしまうことがつらい」という書き方なら、必ずしもヘイトスピーチではありません。これだけの情報で可否を判定することはできないのです。
二次創作だと明記してあっても、つくよみちゃんのセリフにヘイトスピーチが含まれないように配慮しなければならないのは何故ですか?
主な理由は次の2つです。
作中にヘイトスピーチを行うキャラクターが出てきても、「悪役」として描かれるのであれば、その作品自体がヘイトスピーチであるとはみなされません。
ただ、その悪役には、既存のファンがいないキャラクターを起用することが望ましいと考えられます。
実際にヘイトスピーチで傷つけられている方が、癒しを求めて好きなキャラクターの二次創作作品を閲覧している時に、好きなキャラクターからヘイトスピーチを突きつけられてしまったら……その悲しみは想像するに余りあります。
つくよみちゃんは役者のようなものであり、悪役として使ってもOKではあるのですが、ヘイトスピーチをするタイプの悪役には使わないでいただきたいのです。線引きが難しい場合もあるかとは存じますが、ご配慮をお願いいたします。
何でこんなに説明が細かいのですか?
申し訳ございません。安心してご利用いただけるようにしたいと思ったら、こうなってしまいました。
他の素材・ツールの利用規約では、「イメージを著しく損なうこと」「公序良俗に反すること」等の禁止事項が設けられていることが多いですが、具体的に何をやったら駄目なのかについての説明がなく、ある日急に利用規約違反であると言われるかも知れないという不安を抱えていらっしゃる方を目にすることもあります。
つくよみちゃんキャラクターライセンスおよび本Q&Aは、「ユーザー様の良識に責任を押しつけない」という決意のもと、曖昧さに起因する不安を極力減らすことを目指して作成されています。
お手数をおかけいたしますが、目次を活用して読んでいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
政治活動・布教活動・アンチ活動等を行っている名義ではご利用いただけないことに関するトラブルシューティング
こちらのページに分けました。
お問い合わせはこちら!
つくよみちゃんプロジェクトについてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください!