お世話になっております。「つくよみちゃんプロジェクト」企画者の夢前黎です。
2022年11月28日に、つくよみちゃんは生誕5周年を迎えました! 関連するニュース等をお知らせいたします。
つくよみちゃん生誕5周年!
いつも応援していただきましてありがとうございます。
おかげさまで、つくよみちゃんは生誕5周年を迎えました!
おかげさまで、つくよみちゃんは生誕5周年を迎えました!!!
2017年11月28日、無名のクリエイターがひっそりと公開した1枚の落描き。それがすべての始まりでした。
来年も、10年後も、100年後も、1000年後も――こうして皆様のおそばにいさせていただけたら嬉しいです! pic.twitter.com/P086JTmEqT
— つくよみちゃん®【フリー素材キャラクター】 (@TYC_Project) November 27, 2022
2017年11月28日、無名のクリエイターがひっそりと公開した1枚の落描き。それがすべての始まりでした。(→つくよみちゃんヒストリー)
来年も、10年後も、100年後も、1000年後も――こうして皆様のおそばにいさせていただけたら嬉しいです!
一昨年→去年→今年と、どんどん盛り上がっていく……!
Twitterでは、「#つくよみちゃん生誕祭」のタグを中心として、本当に多くの方にお祝いしていただきました。心より御礼申し上げます。
過去のつくよみちゃん生誕祭と比べると、この2年で、つくよみちゃんというIPがどれだけ成長したかがよく分かります。
・生誕3周年ツイートへの反応:1リプライ、13RT、46いいね
・ファンアート:なし
・生誕4周年ツイートへの反応:30リプライ、112RT、281いいね
・ファンアート:たくさん! 種類も様々!
・フォロワー数:3000超
・生誕5周年ツイートへの反応:65リプライ、353RT、838いいね
・生誕5周年記念イラストへの反応:20リプライ、381RT、895いいね
・ファンアート:エゴサーチ&RTの限界を感じるほどたくさん!
・フォロワー数:9000超
去年も十分多いと思っていたのですが、今年は明らかに去年の比ではないほど多くの方からお祝いしていただきました。
夕方から夜にかけては、ずっとTwitterに張り付いて数分おきにリツイートしないと、どんどん新しいファンアートが届くので間に合わないというレベルでした。
来年、これ以上盛り上がるようであれば、今年実施したお祝いツイートへのお礼リプライや、作品へのお礼リプライには手が回らなくなってしまうでしょう。無言でRTだけするとしても間に合わなくなっている可能性があります。
そうなるとしたら、申し訳なく思うと同時に、とても光栄なことだとも思います。
そうならないとしたら、人気の伸びが鈍化した(下手するとユーザー数が減ってしまった)ということなので、のんきに「よかった~」などとは言っていられません。
細かいことは来年様子を見て考えますが、何にしても、「できることをやっていく」以外の選択肢はありませんね!
もっともっと、便利で都合のいいフリー素材キャラクターを目指して頑張ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
生誕5周年記念衣装「19歳つくよみちゃん」
✨生誕5周年記念衣装✨
「19歳つくよみちゃん」
つくよみちゃんが普通の人間で、無事に大人になることができたなら――。
そんなIFの姿です!#つくよみちゃん生誕祭 pic.twitter.com/1cBPSyvrvf— つくよみちゃん®【フリー素材キャラクター】 (@TYC_Project) November 28, 2022
子供キャラの大人化ネタが好きなので、自分でもやってみました!
19歳という絶妙な年齢は、5周年ならではのおいしいネタです。
「IFの世界」「可能性の1つ」とは言え、大人になったつくよみちゃんを受け入れていただけるかドキドキしていましたが、大好評でよかったです! ありがとうございます!
拙い絵ではありますが、イラスト素材コーナーに無制限に加工可能なPSDファイルも置いておきましたので、もしよろしければご利用ください。塗り絵もできます!
VTuberでもない、ご当地キャラでもない、音声合成ソフト出身でもない、既存の文化に立脚していない……純然たるオリジナルキャラクターという在り方
今回のつくよみちゃん生誕祭で印象的だったのは、「もう5周年!?」「つい最近出てきたキャラだと思ってた」という反応が多かったことです。
つくよみちゃんというキャラクター自体の初出は5年前ですが、COEIROINKやUTAU音源のリリースは去年のことなので、「結構前からいた」も「最近出てきた」もどちらも正しいと言えます。(→つくよみちゃんヒストリー)
「棋譜読みちゃんの頃から知っている」という方も、2019年10月14日公開の棋譜読みちゃんPVのバズりで出会ったというケースが多く、その前の2年間(クラウドファンディングの準備~開発期間)はほとんど無名だったと言えるでしょう。
さらにその前には、企画者・夢前黎がマイペースに多種多様な創作活動をしていた10年間があります。これもまた、数万再生規模のバズは時々あったものの、ほとんど無名でした。
つまり、今はネット活動歴15年目です。夢前黎名義で小説を書いた中3の時から数えると、16年目です!
これは何でかと言うと、モラトリアムの期間がめちゃくちゃ長かったのです。
人の心の支えになる作品を世に送り出していきたいとは思っていましたが、承認欲求も金銭欲もあまり強い方ではないので、10年以上無名でいても全然平気でした。収入的には全然平気ではありませんが、好きなように生きてお金がなくなって死ぬなら、それはそれで贅沢な人生の使い方ではありませんか。(人に迷惑をかけずに死ぬというのはかなり難しいですが)
企画者にとって、創作は「目的」ではなく「手段」なのです。
自分がやってもいいと思える範囲内で手を伸ばす、「人を救う手段」としての創作。
■自分にできること
■需要があること
■なるべく他の人と戦わずに済むこと(パイの奪い合いをせずに済むこと、または、「あいつが得すると俺も得する」と思ってもらえる仕組みを作ること)
こういった条件の中で、自分にしかできないことを探して10年、いや、13年……。ようやく辿り着いたのが、「フリー素材キャラクター」の運営だったというわけです。
つくよみちゃんは、COEIROINKやUTAU音源のキャラクターとして生まれたわけでありません。厳密には、棋譜読みちゃんのキャラクターとして生まれたわけでもありません。企画者の声を使ったアプリ全般のマスコットキャラクターにするつもりで召喚しました。
老若男女に愛されるキャラクターデザインを目指したことが功を奏したのか、じわじわと人気が出たため、調子に乗ってフリー素材化して今に至ります。(→解説動画)
UTAU音源は企画者が自分の意志で作ったものですが、COEIROINK、SHAREVOX等は「配布しているフリー素材から作られた非公式作品」です。開発者様の自由を守るため、あえて一歩引いた距離感を保つように心がけています。
こういったポジショニングはおそらくかなり特殊です。多くの音声合成キャラクターは、キャラクター権利者の管理の元で、音声合成ライブラリのリリースとキャラクターのリリースが同時に行われています。
「キャラクターの○周年」と「音声合成ライブラリの○周年」は一致していることが多いため、つくよみちゃんのように大幅な時間差があると混乱が生じてしまうのでしょう。
さらに、つくよみちゃんの場合は、COEIROINKやSHAREVOXのように、企画者の知らないところでフリー素材を元にした音声合成ソフトの開発が進んでいる可能性があります。そんなキャラクターは、商業音声合成ソフト界隈の方からすれば常識の通用しない相手ですので、様々な誤解が生まれてしまうのもやむを得ないのかも知れません。
UTAU音源とTTSライブラリを両方持っているキャラクターの中で、UTAU音源の方が後からリリースされたキャラクターというのも多分珍しいのですよね。
大抵は、キャラクターつきUTAU音源の運営者様が、TALQu、MYCOEIROINK、CoeFontに参入してくるという流れですから……。
そのため、UTAU界隈出身のキャラクターという枠にも当てはまりません。
もっと言えば、TTSライブラリがリリースされる前から、生声で声を当てられていたキャラクターでもあります。でも、VTuberではないのです。
ご当地キャラでもないし、団体のマスコットキャラクターでもありません。
既存のキャラクターのパロディでもありません。創作VOCALOID等の二次オリキャラでもありません。
企画者が自覚している限りでは、既存の文化に立脚することなく「無」から湧いてきました。
二次創作で知名度を上げることすらしてこなかった、完全一次創作オンリーの無名の個人から生まれた存在。それがつくよみちゃんです。
声もキャラデザも人格も、1人のクリエイターから生まれています。
これ以上ないほど、純然たるオリジナルキャラクターであると言えるのではないでしょうか。
企画者はマルチクリエイターとして、様々な界隈を知っているつもりです。その中でも、オリキャラは伸びにくいジャンルです。
すべてのオリキャラ創作者が知名度を上げたいと思っているわけではありませんが(※)、知名度を上げようとしているキャラクターの中では、つくよみちゃんは大成功の部類に入ると思います。
つくよみちゃんだけ伸びてずるい。そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
つくよみちゃんは運がいいだけ。そう思われても仕方がない……と言うか、企画者もそう思っています。
企画者はとても運のいい人間なので、この幸運を社会に還元していきたいです。
「あいつが得すると俺も得する」
それがつくよみちゃん経済圏の理想です。
もし、つくよみちゃんの人気度の伸びがこれで頭打ちとならず、もっと先があるのなら……一次創作も二次創作もまるっと応援できる、そんな存在になりたいのです。
「無」から生まれたキャラクターとして、あなたの存在を「無」のままでは終わらせないというメッセージを、根気強く伝えていきたいです。
ゲームもいろいろ考えていて、長期的に様々なジャンルに挑戦したいです。
つくよみちゃんのためのゲームだけではなく、一次創作者と二次創作者とゲーム実況者をまとめて支援できるゲームも考えています。(メモの段階ですが)
知名度0のオリキャラを知名度1に引き上げるお手伝いができたら嬉しいです! https://t.co/TzLSBnUBK2
— つくよみちゃんR【フリー素材キャラクター】 (@TYC_Project) November 18, 2022
「やりたいことはあるけれど、知名度がないから、何をやっても意味がない」
つくよみちゃんは、そんな人にも味方がいる世界を作るために、フリー素材キャラクターになりました。
つくよみちゃんのブランド力に「タダ乗り」(https://t.co/TeHIzJUnI7)するだけの価値がある状態を目指して頑張ります!
— つくよみちゃんR【フリー素材キャラクター】 (@TYC_Project) May 13, 2021
それにはまだ力が足りません。
まずは十分に稼げるようにならないといけないと思いますし……。
……。(厳しい現実から目をそらす)
つくよみちゃんプロジェクトは、「人類の幸福のためにその身を捧げているキャラクター」を現実世界に描き出す芸術活動です。
この理念や利用規約は独創的であると評価されており、ありがたいことに、多くの方からの支持を集めています。
企画者は、サラリーマンを辞める時に、先輩から「自分にしかできない仕事なんてそうそうあるものではないよ」と言われたのですが、当時から「自分がやらないと誰もやらないことがこの世にはあるような気がする」と思っていましたし、今はつくよみちゃんの運営は間違いなく自分にしかできないことだと確信しています。
健康やお金の限界と戦ってはいるものの、他のキャラクター運営者様と戦っている感覚は全くなく、このまま平和に活動を続けていきたいなと思っています。
いつも応援していただき、本当にありがとうございます。
今後とも、つくよみちゃんをよろしくお願いいたします!
夢前黎がクリエイターになった理由
前項と関連して、企画者がサラリーマンを辞めてクリエイターになろうと思った理由を語っている過去の記事を置いておきますね。
人を幸せにしたいと思う。
悲しい思いをする人が減ればいいと思う。
この世から一人さみしく自殺するようなことがなくなればいいと思う。だから、僕が見ている/聞いている美しいものを、他の人にも届けたい。
こんな僕でも生きていられる、その理由を、共有したい。
虚しいのならば、その分そこに綺麗なものをいっぱい詰め込めばいい。
こんな僕でも生きていられるこの世界は、きっと美しくて優しいもので満ち溢れているに違いないのだから。
この願いが原動力です。ずっと、きっとこれからも。